2023 J2 第10節 ジェフ千葉 VS 東京ヴェルディ 試合レポート

千葉 1-0 東京V

【ハイライト】4/16(日)第10節 vs 東京ヴェルディ(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2023明治安田生命J2リーグ)

J2も第10節を迎えた。序盤の一つの指標になる。東京Vは9試合を終えて6勝1分2敗の勝点19で3位という好位置に着けている。得点15、失点4という数字もバランスが良く素晴らしい。千葉と同じく長年J2に染まってしまっている東京Vだが、今シーズンこそは2位以内でのJ1昇格を現実的な目標に据えているはずだ。

一方の千葉はシーズン序盤にして早くもJ1に昇格するためには超超ミラクルな展開を期待するしかない状態に陥っている。21位。昇格を目指すどころか降格圏だ。数多くのチャンスを決め切れず、少ないピンチであっさり失点し、勝負運に見放されている。いや、運ではなくシンプルに弱い。ホームだぞ。意地を、プライドを見せろ。

千葉のスタメンは連戦ということもあり前節から4枚変更。GKに章太。4バックは右から西久保、新井、大輔、日高。ボランチに小林と田口。右に福満、左に椿、トップ下に見木。ワントップにブワニカという布陣。西久保やブワニカといった若手に暴れて欲しい。チャンスを活かせ。

千葉VS東京V スタメン

試合は7分、中央で繋ぎ、小林が裏へ出したボールにブワニカが抜け出しシュートを打つがGKがブロック。こぼれを見木が打つがこれもブロック。決定機だった。立ち上がりの千葉はいい入りが出来ている。いい流れの時にしっかり決めきりたい。17分、見木のミドルは枠外。

18分、ブワニカのポストプレイからの福満のシュートはGKがキャッチ。そして28分、見木が中央をドリブルで持ち上がりシュート。GKにセーブされるがこぼれをブワニカが蹴り込んで先制!!!いい流れの時にしっかりブワニカが先発起用に応えた。ブワニカは1点取ると乗るだろうから前半でもう1点行こう。

40分、カウンターからバスケス・バイロンに持ち込まれシュートを打たれるが章太が横っ飛びナイスセーブ。前半は完全に千葉の流れだった。東京Vのシュート1本に対し、千葉は8本(枠内6本)。CKも東京Vの0に対し、千葉は5本あった。ただこれを勝利に繋げられないのが千葉なので、しっかりいい流れのまま勝ち切りたい。

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長いトンネルを抜け勝点3

後半の頭から、前半で足を痛めた福満OUT、田中IN。後半の入りは東京Vの方がいい入りで押し込めている。60分を過ぎても千葉は受け身で流れが良くない。64分、西久保が足を痛め負傷交代。西久保OUT、松田IN。西久保はU-20の代表候補合宿も控えているし軽症であることを祈る。

71分、ブワニカOUT、呉屋IN。75分、相手DFに対し見木と呉屋でいいプレスをかけボールを奪いビッグチャンスになるが見木のシュートはDFにブロックされる。こういうチャンスを決め切って突き放したい。

82分、田口のロングボールを大輔が折り返し、新井が頭で合わせるが枠外。90分に2枚代え。見木OUT、風間IN。椿OUT、矢口IN。しっかり試合を締めろ。そしてAT5分もしっかり守り切り、開幕戦以来のひっさびっさの勝点3!!!長かった…

後半は東京Vの流れになる時間帯も長かったが、東京Vの良さを上手く消して決定機というほどのチャンスもほとんど作らせなかった。前節での失望、悔しさをホームのサポーターの前でしっかり晴らしてくれた。好調の3位相手にもこのサッカーが出来る。継続して少しづつ順位を上げて行こう。

監督・選手コメント

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小林慶行監督

ゲームとしては、前半は自分たちが意図した形でボールを運べるシーンもありましたけれど、後半に関して言えばほぼ一方的にボールを握られました。ただ、守備の部分では、今まで粘り強く表現できなかったことがしっかりと表現できたゲームになったと思います。勝つことがすべてだったので、そういう意味ではとても大きなゲームになりました。

失点が多かったという意味でも、開幕戦以来のクリーンシート。勝点3も大きいが無失点という結果も大きい。いい流れの時に決め切って、悪い流れの時はしっかり我慢出来た。これを続けること。次が大事。中4日での次節アウェイ熊本戦という厳しいスケジュールになるが、この試合での自信を持って臨もう。

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