2022 J2 第40節 ブラウブリッツ秋田 VS ジェフ千葉 試合レポート

秋田 3-0 千葉

【ハイライト】10/8(土)第40節 vs ブラウブリッツ秋田(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2022明治安田生命J2リーグ)

秋田は残り3試合で13勝10分16敗の勝点49で13位。残りは昇格も降格もない消化試合だが、ここ2試合を連勝と調子は良く、ホームでの3連勝を目指す。消化試合とはいえ選手達にとっては来シーズンに向けたアピールの場でもあるしサポータの前で自分の力を見せるはずだ。

対する千葉は前節苦しい試合を勝利して9位。残り3試合で6位との勝点差は4。全部勝った上で上位の結果次第という厳しい状況だがやるしかない。引き分けじゃダメなんだから開き直ってガンガン行こう。3度の対戦で1度も勝ったことのない相手、この状況で腰の引けたサッカーは見たくない。

千葉のスタメンは前節から1枚変更。GKに章太。3バックは右から新井、ミンギュ、田邉。ボランチに田口と熊谷。右WBに米倉、左にダニエル・アウベス。インサイドハーフに高木と見木。ワントップにソロモン。

秋田VS千葉 スタメン

試合は開始4分、ルーズボールをソロモンが競り勝ち高木がドリブルからシュートまで行くがポストに弾かれる。これが決まれば大きいんだけどなぁ。自らフィニッシュまで行ったのは素晴らしい。直後の田口のCKがソロモンの頭に合うがGKがセーブ。これも決定機。

5分にはCKの流れから見木がシュートを打つがブロックされる。立ち上がり10分は完全に千葉ペース。この流れの間に1点欲しい。15分、左サイドでパスを回し最後は見木がシュートを打つがGK正面。18分にも見木のクロスにソロモンが頭で合わせるがGKがキャッチ。1点欲しい!

19分、スローインからのこぼれ球をダニエル・アウベスがダイレクトボレーで狙うがGKがキャッチ。ダニエル・アウベスは新井、ミンギュ、田邉の3バックに割って入るほどの力はないし、人材難の左WBで勝負すべきかな。

徐々に秋田の守備に攻めあぐねフィニッシュまで行けなくなった千葉は0-0で前半を折り返し。序盤のいい時間帯に1点欲しかった。負けはもちろん引き分けでもダメなこの試合。均衡を破るのは千葉であってくれ。

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ゴールは遠く守備も崩壊

47分、裏を取られピンチを迎えるが田邉が戻ってクリア。直後のCKを頭で合わされるが章太がキャッチ。後半もロングボールの肉弾戦が続く。68分、CKを青木に頭で合わされ失点。この時間で先制点を許すのは痛すぎる。ひっくり返す意地を見せろ。勝点3が必要なんだぞ!

73分、先制しても攻め手を緩めない秋田は右サイドからのクロスに吉田が頭で合わせ追加点。痛恨の2失点目。あぁ…千葉に3点取る力はない。3枚代えのタイミングを待つ76分、中央からドリブルでスルーパスを通されクロスを三上に押し込まれ3失点目。終わった。

77分に3枚代え。田口OUT、壱晟IN。ソロモンOUT、チアゴIN。見木OUT、リカルド・ロペスIN。このまま終わるな、せめて一矢報いろ。80分、チアゴのシュートはGKがキャッチ。そのまま決定機は作れず試合終了。3失点の完敗。ほんっっっとに点取れないな。先制されたら終わりだしキツすぎる。

監督・選手コメント

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尹晶煥監督

―― 決め切るために必要だったことは?

そうですね……。決定力については選手個々の努力がもっと必要であると言えると思います。ヘディングやキックの技術まで教え込むことはなかなか難しいので。点を取るために何が必要であるか、逆にお聞きしたい気持ちもあります。

序盤にチャンスはいくつかあったからなぁ。そこで決め切れないのが今の弱さ。数字上はまだプレーオフの可能性が残っているが、残り2つを勝って、上にいるチーム達が揃って負けるというミラクルを期待しないといけない状況。次節はホーム最終戦。意地を見せてくれよ。黄色いユニフォームを着ているプライドを。

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