2022 J2 第38節 ジェフ千葉 VS ロアッソ熊本 試合レポート

千葉 0-1 熊本

【ハイライト】9/25(日)第38節 vs ロアッソ熊本(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2022明治安田生命J2リーグ)

熊本は37試合を終え、16勝13分8敗の勝点61で4位という好位置に着けている。2位以内は難しい状況だが、少なくともこのまま少しでもいい順位でプレーオフに進出したいだろう。ここ5試合も負けがなく失点1と好調だ。この勢いでアウェイで勝点3を持ち帰れるか。

一方の千葉はプレーオフ進出へ小指一本崖っぷちという状況。いよいよ勝ち続けるしかないという状態になった。得点力不足は深刻で一向に改善されないが、ここまで来たら内容どうこうより勝点3だ。試合が終わった時に勝っていればいい。声出し解禁のホームゲームで意地を見せろ。

千葉のスタメンは前節から1枚変更。GKに章太。3バックは右から新井、田邉、壱晟。ボランチに田口と熊谷。右WBに西久保、左に秋山。インサイドハーフに高木と見木。ワントップにソロモン。必要なのは得点だ。チーム全体として攻撃的な姿勢を見せて欲しい。

千葉VS熊本 スタメン

試合は立ち上がり1分、見木がミドルを狙うが枠外。千葉は中盤でボールを奪えているが前線で起点が作れずシュートまでは行けない展開。20分、平川に左サイドを突破されシュートを打たれるが章太の正面。

31分、熊本の右サイドから素晴らしいアーリークロスを入れられピンチを迎えるがなんとかクリア。36分、西久保のクロスのこぼれを高木がいいコースへシュートを打つがGKがキャッチ。37分、見木がドリブルで相手を引き付け田口がミドルを打つがGK正面。いいよー。

38分、田口が低い位置でボールを奪われ河原にシュートを打たれるが枠外で救われる。こういうミスは気を付けたい。46分、高橋に裏を取られ角度のない所からシュートを打たれるが章太がセーブ。

前半はどちらペースということもなく互角の展開だった。両チーム共に決定機と呼べるほどのチャンスもなく、前半は失点せずに終えたいという思いだったのだろうか。千葉にとってはこの試合、勝点3が絶対の試合なので後半はゴールをこじ開けて欲しい。

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崖っぷちから小指が…

51分、見木から秋山、秋山のクロスを再び見木が受け、そのクロスを壱晟がフリーで打つがシュートを枠に持って行けず。これは壱晟のシュート精度なら枠に持って行って欲しかったが、CBがこの位置に入って来ているのは素晴らしい。

53分、秋山が縦に仕掛けクロスを入れるが中には合わず。秋山にはこういう縦への仕掛けをもっと増やして欲しい。怖さがない。54分、DFラインのパスミスでボールを奪われシュートを打たれ、こぼれにも詰められるが枠外で救われる。これは危なかった。ミスからのピンチは避けたい。

58分、熊本にいい位置でくさびを受けられ、プレスもかからず打たれたシュートは新井の足に当たりコースが変わりゴール。与えたくなかった先制点。72分に3枚代え。西久保OUT、米倉IN。熊谷OUT、ブワニカIN。高木OUT、チアゴIN。

75分、ブワニカのクロスにソロモンが頭で合わせるが枠外。80分、米倉のクロスにブワニカが頭で合わせるがGKがセーブ。82分、ソロモンOUT、リカルド・ロペスIN。87分、CKからゴールを割られるがオフサイドで救われる。

93分、ブワニカが負傷交代。ブワニカOUT、ダニエル・アウベスIN。結局こじ開けることは出来ず0-1敗戦。普通に熊本の方が強かった。妥当な負け。良かった所は…ないかな…ブワニカの状態が心配だ。

監督・選手コメント

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尹晶煥監督

残り4試合に対してこれからどのように準備するかを考えなければなりません。選手たち自身もどのようにモチベートすればいいか難しいところもあると思うのですが、それをしっかり考えて、残りの4試合を考えなければならないと思います。

―― 「モチベートの難しさ」とは?

いろいろな理由があります。すべてをお話しすることはできませんが、“時期”の問題としてそれが難しいところはあったと思います。

プレーオフも絶望的という状況になり、この時期は来シーズンの契約の話も出てくるだろうし、残り4試合のモチベーションは難しくなるね。監督や選手達には最後まで諦めずにやってもらわないと困るが、クラブは来シーズンに向けて早め早めに動き出して欲しい。問題点ははっきりしている。

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