2022 J2 第32節 ジェフ千葉 VS 徳島ヴォルティス 試合レポート

千葉 0-0 徳島

【ハイライト】8/20(土)第32節 vs 徳島ヴォルティス(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2022明治安田生命J2リーグ)

徳島は30節を終えて6勝9分5敗の勝点37で14位という位置に着けている。プレーオフ圏までは差があるが、消化試合が1試合少ないことを考えればまだまだ今後の成績によってプレーオフも狙える位置だ。8試合負けなしを維持しているが、アウェイでも勝ちに行く必要がある。

対する千葉は31節を終えて11勝9分11敗の勝点42で10位という位置。6位との勝点差は5。怪我人やコロナの影響で非常に厳しいメンバー構成を強いられているが、残り試合数を考えてもプレーオフ進出のためにこれ以上離されるわけにはいかない。3連戦で体力的にもキツいがホームでの勝点3は必須だ。

千葉のスタメンは前節から2枚変更。GKに章太。後ろは5枚で、3バックは右から西久保、田邉、ダニエル・アウベス。右WBに末吉、左に秋山。ボランチに田口と小林。インサイドハーフにブワニカと見木。ワントップにチアゴという布陣。ベンチに期待の新戦力リカルド・ロペスが入った。

千葉VS徳島 スタメン

試合は3分、田口がミドルを放つがわずかにポストを逸れる。いいよー、田口はどんどんミドルを狙うべき。決めるキックは持ってるし相手も嫌なはず。12分、ダニエル・アウベスのオーバラップからクロスを入れブワニカが頭で合わせるがGKがキャッチ。初スタメンのダニエル・アウベス。よーやく長い時間見られる。

徳島がボールを持ち千葉が受ける形の中、32分、左サイドからクロスを入れられ中で白井に合わされるが枠外。38分、くさびを受けたチアゴが振り向きざまに強引にミドルを打つが枠外。チアゴに求めてるのは得点だぞ。

43分、見木のいい守備で高い位置でボールを奪った所からパスを回し、ボールを受けた西久保が距離のある所から右足一閃で強烈なミドルを放つがポストの内側に当たり枠外。いやー、これは決まればゴラッソだった。西久保いいキック持ってるわ。

前半は徳島が70%近くボールを持つという展開だったが、千葉は良く守れていたしピンチらしいピンチはなかった。ただ、守っているだけでは前節と同じになってしまうのでどこかのタイミングで勝負する必要がある。ベンチにはソロモンやリカルド・ロペスもいるし取り切りたい。

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守れるが取れない

47分、田口のFKにニアでブワニカが合わせるが枠外。徐々にスペースも出来、攻守の切り替えが速くなる中、55分、エリア内でパスを繋ぎ最後は見木がシュートを打つがDFに当たり枠外。エリア内に4人入ってチャンスを作ったいい攻撃だった。

57分、田口のCKが田邉の頭に合うが惜しくも枠外。得点の匂いはしてきている。71分にもカウンターからいい形を作るが最後が合わず。見木が見木らしいプレイを見せ始めている。73分にはブワニカのクロスにファーで秋山が頭で合わせるがGKがキャッチ。秋山はあそこまで走って来ているのが素晴らしい。

74分、秋山OUT、米倉IN。ブワニカOUT、リカルド・ロペスIN。ベールを脱ぐリカルド・ロペス。救世主になってくれ。79分、CKを一度クリアされた所から田口が入れたクロスに西久保が頭で合わせるが枠外。

ATは4分。92分、徳島のCKを内田に頭で合わされるが枠外。94分、チアゴOUT、ソロモンIN。末吉OUT、桑原IN。これは点を取りに行くというよりこのまま終わらせるという交代か?直後に試合終了のホイッスル。最後の交代は何だったんだ。

結局前節同様0-0のスコアレスドローで終了。前節より攻撃は良かった。チャンスもあった。それでも終わってみれば、守れたけど点は取れなかったという試合になってしまった。リカルド・ロペスはまったく絡めなかったね。まぁ普通はそうだわな。

監督・選手コメント

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尹晶煥監督

90分間、守備のところはみんなが必死にやってくれたので無失点で終えることができて良かったと思います。攻撃のところは、やはり積極的に前に出ようとしたところは良かったと思いますが、決定力、ラストパスの質を高めなければならないと思います。

これがずーっと改善されないんだよなぁ。このコメントを聞き続けてシーズンが終わりそうだ。

尹晶煥監督

―― 西久保駿介選手の活躍が目立ちました。

本当に良くなっていると思います。守備の意識、組織的なプレーについてはこれまであまりうまくなかったのですが、最近は意識も高く、攻撃に対する積極性も目立つようになってきました。今日のようなミドルシュートも持っているのでそれをうまく表現してくれたと思いますが、やはりまだ若いので、もっと伸びる可能性を秘めていると思います。スピードもあって、ジャンプ力もあって、シュート力もあるので。もう少し経験を積んで足りないところを補えば、もっといい選手になれると思います。

西久保は本当に良かった。早くも闘える選手になってきている。あのミドルは決まらなかったけど最高だったわ。怪我なくピッチに立ち続けて欲しい。

尹晶煥監督

―― 新加入のリカルド ロペス選手が出場しました。

本来の彼はスピード、力強さ、それから素晴らしい決定力を持っている選手ですが、その力がいつ完全に戻るかはわかりません。それを早く表現できるように、本人も今頑張っているのでサポートしていきたいと思います。

もう残り10試合だぞ。今シーズンをリハビリに使われるのも困る。待ったなしの状況なので少しでも早く完全体になってくれ。

ダニエル・アウベス選手

―― フル出場した手応えは?

自分はまだ20歳という年齢なので、責任を感じすぎることなく、自分に与えられた仕事をまっとうするだけです。初めてのスタメン出場ということで自分にとっては大きなチャンスだったので、攻撃的なプレーでも力を示したいと考えていました。

忘れがちだけどまだ20歳なんだよね。それでも助っ人外国人であるわけだから結果を求めたい。プレイを見るかぎり左のWBがおもしろそうだ。攻撃が好きそうだし、ドリブルも持ってる。末吉、秋山に刺激を与えてくれ。

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