2022 J2 第29節 ファジアーノ岡山 VS ジェフ千葉 試合レポート

岡山 1-1 千葉

【ハイライト】7/30(土)第29節 vs ファジアーノ岡山(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2022明治安田生命J2リーグ)

ここの所忙しかったので土曜の試合を水曜になってようやく見れた。周りにジェフサポ、Jリーグ好きがいないので試合結果の情報を遮断するのは簡単なのだ。

さて、岡山は27試合を終えて11勝11分5敗の勝点44で5位とプレーオフ圏内に着けている。前節は新潟を破るなど好調。5敗という数字は首位の横浜FCに次いで2位という少なさ。負けないサッカーが強みだ。プレーオフ圏内にいるとはいえ、未だ混戦に変わりはないのでホームで勝点3は必須になる。

対する千葉は前節、対戦相手の甲府にコロナの陽性者が多数出たため試合は中止に。しかし千葉も陽性者が出たというニュースもあり、今日もメンバーに名前のない選手が何人かいる。補強も発表されているが、機能するのを待っている時間はない。チーム力が求められる。

千葉のスタメンはGKに章太。ひさびさに後ろを3枚にし、川崎から新加入の田邉がいきなりスタメン。右から新井、ミンギュ、田邉。ボランチに小林と田口。右に福満、左に秋山。インサイドハーフに風間と高木。ワントップにチアゴ。ベンチに壱晟や佐々木、末吉が戻って来たのは頼もしい。

岡山VS千葉 スタメン

試合は守備時に両WBが下がり5枚になる千葉が守備を固める。11分、河野のミドルは枠外。14分、高木が足を痛め負傷交代。また怪我人か…16分、高木OUT、ブワニカIN。20分、風間がエリア右の深い所まで入り切り返しからクロス。飛び込んで来た小林が頭で合わせるがポストに弾かれる。これは決定機。小林にはこういうエリアに入ってくるプレイを増やして欲しい。

21分、右サイドから崩されミッチェル・デュークにシュートを打たれるが枠外。これも決定機と言っていい場面。24分、右サイドからクロスを入れられハン・イグォンに合わされるが章太がキャッチ。38分、右サイドでダイレクトで繋ぎ最後は田口がミドルを打つがGKがキャッチ。

39分、低い位置でボールを奪われショートカウンターを受けるが小林が戻ってブロック。47分にも低い位置でボールを奪われハン・イグォンにシュートを打たれるが枠外。前半の千葉は小林の決定機こそあったものの、攻撃ではスピードに乗れず、守備でも危険な位置で奪われたりとあまり良くなかった。0-0での折返しで良しとすべきだろう。

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劣勢の中ロングカウンター炸裂

47分、右サイドの裏を取られ入れられたクロスにミッチェル・デュークに合わされるが枠外。55分、岡山の右サイドから入れられたクロスにミッチェル・デュークにフリーで合わされ失点。フリーで上げさせた分クロスの精度も高かった。

千葉は重心も低くなかなかチャンスを作れず70分に3枚代え。風間OUT、ソロモンIN。福満OUT、米倉IN。秋山OUT、末吉IN。73分、クロスのこぼれをミッチェル・デュークに打たれるが章太がキャッチ。ミッチェル・デューク効いてるなぁ。

今日の内容じゃ厳しいかなと思い始めた76分、自陣深くでカットした田邉がドリブルで長い距離を持ち上がりソロモンへ。ソロモンの入れたクロスにチアゴが合わせて同点!!!これはもう田邉が素晴らしかったわ。ここからひっくり返せ。

78分、末吉が縦に勝負してクロスをソロモンが合わせるがGKがキャッチ。秋山にはない縦への推進力は末吉の強み。ガンガン行け。81分、田口OUT、壱晟IN。おかえり壱晟。俺が決めるという思いでピッチに入ったはず。持ってる男、見せてくれ。

90分、ルーズボールからチアゴ・アウベスに抜け出されピンチを迎えるが新井が戻ってナイスブロック。91分にもクロスを斎藤に合わされるが章太の正面。AT3分は岡山に攻め込まれたが凌ぎ切り同点で試合終了。

千葉は同点ゴール後にペースを掴む時間帯もあったがエンジンがかかるのが遅すぎた。チャンスは岡山の方が多かったし同点でやむなしか。3バックどうだろうね。どうしても重心が重くなって前が薄くなるんだよな。システムは監督も悩みどころだろう。

監督・選手コメント

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尹晶煥監督

準備してきたことを発揮できたかという質問をいただいていますが、準備して120%の状態に仕上げたとしても、試合の中では60~70%くらいしか発揮できないと考えています。その数字を少しでも高めるために、コンディション調整などによってさまざまな工夫をしなければなりません。質問の答えとしては、今日はそれほど多くのことを発揮できなかったと思います。ただ、最後まで諦めずに戦ってくれたことについては評価しています。

攻撃も守備も内容は良くなかった。悪い時の千葉という感じだったが、そういう試合を負けずに追い付いたことを次に繋げたい。怪我人も戻って来てるし末吉などは左サイドを活性化してくれる。新加入の田邉も加入直後の初戦にしては上出来だ。頼もしい選択肢が増えたね。

田邉秀斗選手

―― ゴールシーンは見事なインターセプトから始まりました。

自分はもともとスピードを活かしたドリブルだったり、インターセプトもそうですけれど、守備においてもそういうプレーを得意としています。今日はアウェイでの試合でしたけれど、そうしたプレーをサポーターの皆さんに見てもらえたことは良かったと思います。

佐々木が戻って来て、大輔も復帰するだろうし田邉が計算出来れば層が厚くなる。本領発揮はこれからだろうし大いに期待したい。

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