2022 J2 第22節 ジェフ千葉 VS 大宮アルディージャ 試合レポート

千葉 1-1 大宮

【ハイライト】6/18(土)第22節 vs 大宮アルディージャ(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2022明治安田生命J2リーグ)

大宮は21試合を終えて5勝6分10敗の勝点21で20位という、かろうじて降格ラインの上にいる。21位の盛岡とは勝点差がわずかに2。その一方で連勝でもすれば一気に上に上がれる混戦なので勝点3を奪いに来るだろう。

一方の千葉は8勝6分7敗の勝点30で8位という順位。ここ5試合を3勝2分と負けなしで来ており調子は上がっている。怪我人は多いが、ここから後半戦に向けて上位争いに絡むためにもホームでの勝点3は必須だ。

千葉のスタメンは前節から2枚入れ替え。GKに章太。4バックは右から西久保、ミンギュ、新井、秋山。ボランチに田口と熊谷。右に風間、左に見木。2トップにブワニカとソロモン。チアゴは練習で怪我をしたそうで不在。軽症だといいが。ブワニカとソロモンの2トップは夢がある。暴れてくれ。

千葉VS大宮 スタメン

試合は7分、西久保からのサイドチェンジで秋山が持ち出しクロス。ソロモンが合わせるがGKがキャッチ。8分、くさびをブワニカがダイレクトで風間に落とし、風間が選択肢の中から自らシュートを打つもGKがキャッチ。いい距離感で攻撃出来た。

ここまで悪くなかったが16分、大宮のCKがファーへこぼれた所から折り返され新里に頭で押し込まれ失点。流れは悪くないので切り替えて前半のうちに追い付こう。22分、西久保が仕掛けて素晴らしいクロスを入れるが見木が収められず。

25分、熊谷から風間へいいボールが入り、田口がミドルを放つがブロックされCK。いい流れは継続出来ているので1点欲しい。それにしても西久保がいいプレイをしている。守備でもしっかりやれているし、クロスの質もいい。頼もしくなってきた。

43分、左サイドでパスを繋ぎ、見木が入れたクロスにソロモンが頭で合わせ同点!!!見木のクロスの精度、ソロモンの高さが活きた素晴らしいゴール。前半のうちに追い付いたのは大きい。前半は1-1で終了。流れは良かった。コントロールしていたのは千葉だろう。このままの流れでひっくり返そう。

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試合をコントロール出来ていたがこじ開けられず

47分、田口のCKをニアでミンギュが頭で合わせるが惜しくも枠外。59分、風間が右サイドから上げたクロスを見木が落とし田口がシュートを打つも枠外。68分、ソロモンがくさびをダイレクトで風間へ。リターンを再び受けダイレクトでブワニカへ。ブワニカから裏へ抜けたソロモンへパスが出てシュートまで行くが枠外。いいテンポと距離感の攻撃だった。

71分、西久保のロングスローにソロモンが頭で合わせるが枠外。流れは悪くないしそろそろこじ開けたい。74分に2枚代え。風間OUT、高木IN。秋山OUT、福満IN。秋山はもっと仕掛ける姿勢が欲しい。怖さがない。80分にも2枚代え。ソロモンOUT、佐久間IN。西久保OUT、矢口IN。

85分、右サイドの裏へ抜けた高木のクロスのこぼれから最後は矢口がシュートを打つが枠に持って行けず。88分、高木のアーリークロスに佐久間が頭で合わせるがGKがキャッチ。90分、速いリスタートから矢口がミドルを狙うがGK正面。矢口はまだまだ危なっかしさがあるが積極的に行こう。

ATにもサイドからの攻撃やCKでゴールに迫るがこじ開けられず、93分にはカウンターで3対2のピンチを迎えるも河田がパスではなくシュートを打ってくれて救われる。結局1-1のドローで試合終了。

支配率は千葉62%、大宮38%。シュート数は千葉17本(枠内10本)、大宮4本(枠内2本)という内容から見ても勝点3が欲しい試合だった。ホームであることも考えれば勝点3を取らなければいけない試合だっただろう。ただ、数字ほど決定機と呼べるほどのチャンスはなかったし、ドローでやむなしか。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

最後のクオリティー、クロスやパスの精度が足りず、決定機を作れなかったことが残念です。ただ、最後まで積極的に攻撃に出たことは良かったと思います。最後のパス、クロスのクオリティーを上げつつ、決定力を高める必要があります。

前線の距離感が良くなっていることでダイレクトプレーも増えて来たし、チャンスの数は多くなって来た。それでもこれだけシュートを打っても1点しか取れず決定機も少なかったことを考えれば、やはり精度を上げ、エリア内でいい形でシュートを打ちたい。

これで6試合負けなし。ここからは暑さとの戦いもあるし総力戦で乗り切ろう。

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