2022 J2 第14節 徳島ヴォルティス VS ジェフ千葉 試合レポート

徳島 1-0 千葉

【ハイライト】5/4(水)第14節 vs 徳島ヴォルティス(ジェフユナイテッド市原・千葉 / 2022明治安田生命J2リーグ)

徳島は13試合を終えて3勝8分2敗の勝点17で11位。3勝という数字はリーグワースト2位タイ。しかし2敗という数字はリーグ2位タイ。8分はリーグトップだ。失点7もダントツのリーグ最少。特徴のあるチームだね。一つ勝てばぐっと上がり、一つ負ければぐっと下がる混戦状態。ホームで勝点3が欲しいだろう。

対する千葉は16位とがっつり下位まで落ちて来た。なかなか調子も順位も上がらない低空飛行だが、それでも6位との差が勝点3しかないという大混戦なのでなんとしても勝点を奪って上位と離されないようにしたい。

千葉のスタメンは前節から3枚変更。GKは章太。3バックは右から新井、ミンギュ、大輔。ボランチに熊谷と田口。右WBに末吉を持ってきて、左に秋山。インサイドハーフにサウダーニャと見木。ワントップにチアゴ。今日もソロモンは不在。いつもと違う両WBが機能するか。

徳島VS千葉 スタメン

試合は2分、右サイドの裏へ抜けた末吉のクロスから最後は田口がシュートを打つがGK正面。今日の千葉は立ち上がりしっかり守備が嵌っている感じだ。22分、左サイドからカウンターを受けるが新井がシュートをブロック。

両チーム共にシュートの少ない展開。サウダーニャは上手くチアゴを使いたいという意図は見えるがなかなかフィニッシュまでは行けず。結局前半はこれといった見せ場もなく、徳島がボールを持ち千葉が守るという予想通りの形で0-0で折り返し。後半は動くだろう。

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なーんにも出来ず

後半の頭から田口OUT、小林IN。52分、右サイドから崩されピンチを迎えるがボレーをしっかりブロック。54分、ショートカウンターから西谷にシュートを打たれるが枠外。徐々に徳島がゴールに近づいてくる。千葉はプレスがかからず全体が下がり徳島に回される。

58分、左サイドからのクロスがドンピシャで藤尾の頭に合うが枠に飛ばず救われる。千葉は両サイドから攻められ徳島に得点の匂いがして来た。64分、カウンターでチアゴにボールが入るがサポートはなく苦し紛れのロングシュートを打つが枠外。

64分、左サイドから繋がれ最後は白井に蹴り込まれ失点。自由にやらせすぎてて失点も時間の問題かなと思っていたので驚きはない。68分、チアゴOUT、高木IN。もっと早くチアゴ代えてよかったんじゃないか?前線で漂ってたぞ。

77分、末吉の右サイドからのクロスのこぼれを小林が打つが枠外。80分、高木がカットインからのシュートを放つが枠外。81分、新井のミドルは相手に当たり枠外。パワープレイ気味に押し込むがシュートは枠に飛ばず。87分、見木OUT、佐久間IN。秋山OUT、風間IN。

91分、風間のミドルは枠外。結局ゴールをこじ開けることは出来ず敗戦。弱い。本当に弱い。攻撃の形はなく、ただ守り、守れなかった試合。カウンターもスピードアップ出来ず、遅らされると何も出来ない。まったく得点の匂いはしなかった。どうるすよこれ?

監督・選手コメント

尹晶煥監督

この状況を早く乗り越えるためには、選手全員で次の試合に向けて気持ちを切り替えて準備するしかありません。
選手たちは一生懸命に戦ってくれたと思いますが、何かが足りなかったことを残念に思います。自信をなくしている様子が見られるので、やはり少しでも早く切り替えることが大事です。

何かが足りなかった。その何かがわからなければ修正も出来ない。また中3日ですぐに試合が来るのでまずはコンディションを整えて走れるようにしてくれ。チアゴがまだまだ戦力になれていないのでソロモン戻って来ないと厳しいな。切り替えなんて簡単な言葉で済ませたくないけど、時間もないし切り替えるしかないのよ。

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