2021 J2 第24節 モンテディオ山形 VS ジェフ千葉 試合レポート

山形 3-1 千葉

【ジェフ公式】【ハイライト】 2021明治安田生命J2リーグ第24節 モンテディオ山形戦

東京五輪による中断期間を経てのリーグ再開。中断期間中、千葉は大槻のレノファ山口FCへの期限付き移籍と、溝渕の栃木SCへの期限付き移籍が発表された。2人とも千葉では出番がなさそうなので外に出すのは納得だし本人のためにもいいと思うが、出すだけで加入のニュースがないのは寂しい。

山形は23試合を終えて12勝6分5敗の勝点42で6位に着けている。現在6連勝中と絶好調で今日の試合でクラブ新記録となる7連勝をかけて戦うことになる。2位との勝点差は6。十分射程距離だが勝ち続けなければひっくり返すことはむずかしい。ホームでしっかりクラブ新記録を達成したいだろう。

対する千葉は8勝8分7敗の勝点32で10位という中位だ。内容的にも順位的にも降格の心配はしなくて良さそうだが、上との差も広がっている。ここから山形、新潟、甲府、長崎と上位勢との戦いになるのでしっかり勝点を拾って少しでも上に食らいついて行きたい。

千葉のスタメンはGKに章太。3バックは右から新井、ミンギュ、大輔。右WBに福満、左に安田。ボランチに田口と小林。インサイドハーフに船山と見木。ワントップにサウダーニャ。トップチームに新型コロナウイルスの陽性者1名と濃厚接触疑い者1名が出たことが発表されたが、広がらないことを祈りたい。

山形VS千葉 スタメン

試合は開始早々、新井のクロスに見木が合わせるがブロックされる。さらに3分、サウダーニャのクロスに船山が頭で合わせるがGK正面。11分のサウダーニャのミドルは枠外。両チーム共に出足が良く攻守の切り替えの早い好ゲームになっている。

18分、船山のFKに大輔が頭で合わせ切れず惜しくも枠外。ボールを持つのは山形だが、千葉はしっかり守れていたし効果的にフィニッシュまで行けていたので悪くない展開だったが35分、小林が負傷交代。これは痛い。小林OUT、熊谷IN。

34分、山形のCKからピンチを迎えるがシュートは章太がナイスセーブ。42分、山形のCKからこぼれを押し込まれ失点。ここまで上手く守れていただけにセットプレイでの失点はもったいなかった。しかーし、直後の43分、安田のクロスがクリアされたボールを田口がダイレクトで左足ボレー。ドライブ回転のかかったボールが綺麗に吸い込まれたスーパーゴール。前半のうちに追い付けたのは大きい。

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終わってみれば力負け

48分、サウダーニャが強さを見せドリブルからミドルを打つが枠外。51分、低い位置で奪われた所から縦に通され林にニアに蹴り込まれ失点。後半立ち上がり早々に突き放された。57分、田口から素晴らしいボールが船山に出てカウンター。中のサウダーニャに出すタイミングがあったが出せず船山のシュートは枠外。

61分に2枚代え。船山OUT、矢田IN。見木OUT、岩崎IN。千葉は押し込めなくなり前線でサウダーニャも孤立。我慢の時間が続く。68分、山形のCKをニアですらされ、交代で直後のヴィニシウス・アラウージョに押し込まれ3失点目。ニアへの入りが見事で綺麗にやられたね。

72分に2枚代え。サウダーニャOUT、ソロモンIN。安田OUT、末吉IN。73分に岩崎がドリブルで仕掛けミドルを打つもGKがセーブ。74分、左サイドで末吉が縦に勝負しクロス。岩崎が頭で合わせるが枠外。その後の千葉は攻め手なく失速。山形に押し込まれたまま3-1での敗戦となった。終わってみれば普通に力負けという印象だった。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

リーグ再開の初戦だったのですが、選手たちは試合開始と同時に意欲的に戦ってくれたと思います。しかし、後半は集中力が落ちてしまい、瞬間的なリスク管理ができなかったことが今日の敗因であると思います。序盤は高い集中力を見せてくれただけに残念です。

前半は良かったけどなぁ。小林が負傷交代したのが痛かった。それにしても後半はさっぱりだった。岩崎や末吉は持ち味を見せた場面もあったけど、ソロモンは脅威になれていない。ボールを収めるのとハイボールに競り勝つのは最低限やって欲しい。ソロモンが安定すればサウダーニャを一列下げるのもおもしろいんだけどな。次節は順位を落としたものの4位にいる新潟が相手。得点46はリーグ1位を誇る破壊力だ。セットプレイでの守備を修正してホームで勝点3を奪い取ろう。

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