2021 J2 第17節 ジェフ千葉 VS モンテディオ山形 試合レポート

千葉 1-1 山形

【ジェフ公式】【ハイライト】 2021明治安田生命J2リーグ第17節 モンテディオ山形戦

山形は16試合を終えて6勝5分5敗の勝点23で暫定9位に着けている。この数字は千葉とまったく同じで得失点差で山形が9位、千葉が10位という状況だ。得失点も山形が得点16、失点14。千葉が得点17、失点16と似たような数字になっている。ここから上位争いに絡むには負けられない試合が続く。

千葉はここ5試合負けなしの3勝2分と調子を上げているが、対する山形も3連勝中と好調だ。千葉の課題の一つにとにかくホームで勝てないという問題がある。16試合を終えてホームフクアリでの勝利はわずかに1試合だけだ。5試合負けなしを6試合に伸ばすのはもちろん、ホームで完勝して勢いを維持したい。

千葉のスタメンは前節と変わらず。GKに章太。3バックは右から岡野、ミンギュ、大輔。ボランチに田口と小島。右WBに安田、左に小田。インサイドハーフに船山と見木。ワントップにサウダーニャ。ベンチには小林やU-20日本代表候補に選ばれたソロモンも入った。

千葉VS山形 スタメン

試合は8分、田口のFKを大輔が折り返しミンギュが頭で合わせるも枠外。直後にも田口から受けた見木がミドルを打つがGKにセーブされる。その後は山形のパスワークを捕まえきれず押し込まれる展開。9分、ぽっかり空いた中央にボールを通されスルーパスから崩されるもシュートは枠外で救われる。

15分にも中央を通された所から崩されミドルを打たれるが枠外。17分、ミンギュが中央で入れ替わられミドルを打たれるが章太の正面。41分にも左サイドから入れられたグラウンダーのクロスに合わされるがミート出来ず救われる。43分、小田のクロスにサウダーニャが合わせるが体勢が悪く枠に持っていけず。

前半はスタッツだけ見ればほぼ互角だが、千葉は山形を捕まえきれず縦パスを通されバイタルも上手く使われてしまい、攻撃でもスムーズに繋がらずシュートまで行けず、一方的な山形ペースという印象だった。0-0で終えたのは良かったが、後半に向け修正が必須だ。

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勝ちたかったが妥当なドロー

後半の頭から田口OUT、小林IN。小林をアンカーに置くシステムに変更。49分、千葉のセットプレイ。船山が最高のボールを入れ中で岡野が飛び込むが合わせ切れず枠外。決定機だった。59分、見木の素晴らしいサイドチェンジからフリーの安田が狙いすましたクロス。サウダーニャがニアでDFを引き付け空いたスペースに船山が飛び込み頭で合わせ先制。見木のサイドチェンジからすべてが素晴らしい流れのナイスゴールだった。

74分、山形の左サイドから入れられたクロスに中で木戸に合わされるが枠外で救われる。しかし79分、山形のリスタートから右サイドに展開され、中原がカットインから左足ミドル。美しい放物線を描いたシュートがサイドネットに吸い込まれ同点。これは相手を褒めるしかない。

84分、小島OUT、福満IN。船山OUT、岩崎IN。89分、見木OUT、新井IN。サウダーニャOUT、ソロモンIN。直後に左サイドを抜け出した福満のクロスに岩崎が合わせるがDFにブロックされる。これを決め切る選手になってくれ。93分、藤田にミドルを打たれるがバーを超えて行き試合終了。

ホームであることや先制したことを考えれば勝ちたい試合だったけど、前半はやられっぱなしだったし、修正した後半も前半よりは良くなったがトータルして見ればドローが妥当だろう。山形は勝てた試合をドローにしてしまったと思ってるんじゃないかな。

これで6試合負けなしの9位。負けていないというのはチームにとって自信になるはず。中2日で天皇杯2回戦、大宮戦が控えている。メンバーを大きく入れ替えるだろうから試合に出る選手達は大いにアピールしてスタメン争いに刺激を与えて欲しい。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

―― 田口泰士と小林祐介の交代について。

(前半の)後半は、少し動けなくなってきた部分もありました。相手は2トップだったのですが、その1人である山田康太選手が間のスペースに入ってボールを受けるので、2ボランチだけで対応するのは難しいと考えていました。そこを3枚で対応するということであの交代を決めました。

山田康太いい選手だったわ。ボールの受け方がエロい。千葉はやっぱり小林が必要だと思うけどな。今の千葉では代わりがいないのでは。次節は小島が出場停止だから田口、小林のコンビが見られるかな。壱晟が黙ってないかな。バチバチポジション争いしてくれ。

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