2021 J2 第8節 ジェフ千葉 VS 栃木SC 試合レポート

千葉 0-0 栃木

【ジェフ公式】【ハイライト】 2021明治安田生命J2リーグ第8節 栃木SC戦

栃木は7試合を終え3勝1分3敗で8位に着けている。ここ4試合を3勝1分と調子を上げている印象だ。失点は7と少ないが、得点も6と少ない。千葉も失点8、得点6と似たような状況なので、失点したくない両チームによる堅い試合になりそうだ。

千葉は前節勝利したことで降格圏から抜け出したものの15位という低い順位に甘んじている。しかし8位の栃木とは勝点差が2しかないため勝てばひっくり返すことが出来る。昨シーズンは栃木相手にホームでもアウェイでも0-1で破れた千葉。堅守を崩すことが出来るか。

千葉はシステムを3バックに変えてきた。4バックで始めてリード後に3バックにするのはお馴染みだが、スタートから3バックは珍しい。矢野対策かな。スタメンはGKに章太。3バックは右から岡野、ミンギュ、大輔。右WBに米倉、左に小田。ボランチは壱晟と小島。2列目に福満と見木。ワントップに大槻。今日もブワちゃんベンチにもいない。怪我?

千葉VS栃木 スタメン

試合は立ち上がりから両チーム球際での激しさを見せるバチバチの潰し合い。開始2分で小田がイエローを貰う。25分、栃木のGKのフィードを矢野が競り勝ち山本がシュートを打つもGK正面。こういう矢野を使ったシンプルな攻撃が怖い。

30分、小田が左サイドで1人かわし縦へ突破しクロス。中で大槻が合わせそこねるがこぼれを自ら拾いシュートを打つもGK正面。39分、栃木の右サイドでボールを繋がれた所から松本にミドルを打たれるがGK正面。

前半は千葉が60%超えの支配率だったが内容的には両チーム共に決定機と呼べるほどのものはなくほぼ互角だった。後半も最後まで走り切れるか、ミスを突けるか、セットプレイを活かせるか、最後まで集中を切らさず戦いたい。

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予想通りの堅い試合

47分、距離のある栃木のFKは誰も触らず枠へ飛ぶが章太が右手一本ナイスセーブ。58分、栃木のCKのこぼれを森がシュートを打つも枠外。後半は栃木の時間帯が続くが59分、福満の裏への浮き球のパスを米倉が残しマイナスのパスを見木へ。見木が丁寧に出したパスに福満が合わせるがDFがブロック。これはいい攻撃だった。

75分、栃木のFKから繋いで松本がミドルを打つも枠外。77分に3枚代え。福満OUT、岩崎IN。大槻OUT、ソロモンIN。壱晟OUT、小林IN。84分、千葉の左サイドを崩され松岡がカットインから左足を振り抜くも米倉がブロック。

85分、クリアを拾った森に中央を突破され岡野もかわされ決定機を作られるが章太が飛び出しコースを限定しシュートはサイドネット。これは危ない場面だった。その後も両チーム共に集中を切らさず守り抜き0-0のスコアレスドロー。予想通りの堅い試合となった。

内容的には押され気味だったが、試合をトータルで見ればドローが妥当だろう。栃木対策の3バックは上手くいったと言っていいが、攻撃でのチャンスは少なくホームということを考えればもう少し攻撃面での迫力も見たかった所だ。

頼みのセットプレイもやはり見木のキックは可能性を感じない。惜しいどころか可能性ゼロのボールも何本かあったし、やはりセットプレイに関しては田口の復帰が待ち遠しい。見木は止まってるボールを蹴ってあの精度じゃダメだ。キッカーを任されている責任を感じてくれ。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

―― スタートから3バックを採用したのは初めてのことでした。

栃木は矢野貴章選手の高さを利用したロングボールを多用するので、それに押されてはいけないという思いがありました。最終ラインを3枚にすることで守備を手厚くし、逆に、前線には3人の選手を置くことで、ディフェンスをしながら攻撃に出る準備をするという意図がありました。

矢野とマッチアップした岡野はまずまずだったし、守備をベースにするチームとしては2試合連続無失点もいい流れ。ただ点を取らないと勝てない。ここからは中3日で水戸戦、さらに中3日で相模原戦と3連戦になる。水戸は得点も多いが失点も多いチーム。しっかり守って先制し、得意のパターンに持ち込んで勝利しよう。

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