東京V 1-1 千葉
試合前日に悪いニュース。ジェフ千葉のトップチーム選手2名が新型コロナウイルス感染症PCR検査を受け陽性判定。さらにトップチーム選手6名が濃厚接触者であると判定された。
ついに我がクラブからもという感じだ。これだけ感染が拡大しているので、感染対策を徹底した上で感染してしまったのならしょうがない。これ以上広がらないことを祈るのみ。明日は我が身。選手だけでなくサポーターのみなさんも今一度感染対策の徹底を。
東京Vは37試合を終え勝点52の9位。すでに昇格の可能性はない。数字的にもすべてが平均的というか、順位は9位で、得点数も9位。失点数も9位。昇格するためにはもっと攻撃の破壊力を増すか、強固な守備を築くか、チームとしての強みが欲しい。
対する千葉は前述の通り、新型コロナウイルスの陽性者、濃厚接触者が出たため、8人を使えないという厳しい状態での戦いになる。とはいえ今までもターンオーバーで総力戦で戦って来た。誰が出ても大きな問題はないはずだ。
スタメンはGKに章太。DFは右から増嶋、新井、鳥海、下平。ボランチに熊谷と田口。右に堀米、左にアラン。2トップはクレーベと船山。こうやって見るとベンチも含めさほど変化は感じないね。安田がいないのと右SBがゲリアでも本村でもなく増嶋なことくらいか。見木はそもそも累積だし。
試合は両チームともペース配分を考えてのことなのか静かな入り。22分、下平の縦パスに船山が抜け出しシュートまで行くがDFにブロックされる。そのプレイで得た堀米のCKにクレーベが高い打点で合わせ、こぼれを新井がボレーで狙うもDFに当たりわずかに枠外。
31分、東京Vの中央からの浮き球での裏へのパスに小池がボレーで合わせるがクロスバーの上。これは決定機だった。元ジェフ組にはやられるなよ。46分にも小池の素晴らしいミドルが枠を捉えるが章太が右手一本ナイスセーブ。
その後も試合は動かず0-0での折返し。小池に2本危ない場面を作られたがなんとか凌いだ。小池や遥也にやられるのは嫌だよなぁ。千葉も惜しかったのは新井のボレーくらいで試合は後半勝負へ。
引き分けに追い付き良しとすべきか
後半に入ると両チームともギアを一段上げアグレッシブな展開に。60分、堀米OUT、為田IN。62分、佐藤に強烈な無回転ミドルを打たれるが章太がセーブ。69分、中央を崩され途中投入の藤田に決められ失点。元をたどれば新井のパスミス（クリアミス？）から始まったもったいない失点だった。
74分、熊谷OUT、壱晟IN。増嶋OUT、米倉IN。攻撃にシフト。そして83分、田口から左サイド裏の為田へパス。為田がスピードのある縦へのドリブルで3人を引き付けグラウンダーのクロス。これをクレーベが押し込み同点。
為田に求めてるのはこれだよ。個人的に為田には大いに不満がある。ポジションやプレイスタイルの割に得点やアシストが少なすぎる。期待値が高いからこそ現状の為田には不満だ。こういうプレイをもっともっと見せてくれ。そしてカットインからのゴールも見せてくれ。まだまだこんなもんじゃないだろ。
すいません。為ちゃん好きだから熱くなりました。90分、アランOUT、川又IN。船山OUT、山下IN。ひっくり返しに行く。直後の東京VのニアへのCKがファーに流れヘディングで合わされるもポスト。ここから千葉がカウンターに行こうとした所で奪われ逆にカウンターを食らう。しかし中央からのミドルは枠外。1-1で試合終了となった。
監督・選手コメント
尹晶煥監督
―― 前半、最終ラインをいつもより低く設定しているように見えました。ポゼッションを得意とする東京Vを相手に、どのようなゲームプランで臨もうと考えていたのでしょうか。
ビルドアップからパスでつないでくるチームなので、立ち上がりから前から行き過ぎてしまうと体力的な負担も大きいと考えていました。それをコントロールするために、前から行く時と行かない時の使い分けをはっきりしようと。
やはり立ち上がりからは行かないという判断だったんだね。
為田大貴選手
―― 得点に絡んだことへの自己評価は？
途中から出てきて流れを変えられたと思います。もちろん、それまでチームとしてしっかり耐えて、相手を疲れさせてくれていたというのがありますけれど、途中から出たことで自分の良さが一層引き立てられたと思います。
アランにポジション奪われてる場合じゃないだろ。為田の力ならシーズン5得点5アシストがノルマだぞ。10得点10アシストを狙うくらいの気持ちで行け。こんなもんじゃないだろ。20得点20アシスト狙え。30得…
すいません。為ちゃん好きだから取り乱しました。
次節はホームフクアリでの甲府戦。もうフクアリでの試合は残り2試合のみ。尻上がりでシーズンを締めてくれ。
