2020 J2 第33節 松本山雅FC VS ジェフ千葉 試合レポート

松本 2-3 千葉

【公式】ハイライト:松本山雅FCvsジェフユナイテッド千葉 明治安田生命J2リーグ 第33節 2020/11/11

変則的なシーズンもいよいよ残り10試合。カウントダウンに入った。松本は32試合を終え勝点36で千葉より低い19位と低迷。しかしここ5試合は3勝2分負けなし。前節では2位福岡に勝利しここに来て調子を上げている。

一方の千葉は前節5失点の大敗。ここ4試合は1分3敗とシーズン終盤に来ても調子は上がらず攻守において苦しんでいる。戦術うんぬん以前の問題の試合も多く、まずはしっかりと闘う姿勢を見せたい。

千葉はスタメンを7人入れ替えた。連戦ということ、前節大敗ということもあるだろう。GKに章太。DFは右からゲリア、新井、鳥海、安田。ボランチに田口と壱晟。右に堀米、左にアラン。2トップにクレーベと浩平。ベンチには川又や米倉が戻って来た。

松本VS千葉 スタメン

試合は3分、堀米のCKが相手に当たり枠へ飛ぶがクリアされる。12分、壱晟がボールを奪いアランからゲリアへ。ゲリアの深い位置からのクロスを浩平がシュートまで持って行くがGK正面。

千葉は前節でのふがいなさを晴らすかのように球際でもガツガツ感があっていい入りだった。しかし22分、松本のCKをクリアしたボールをセルジーニョにダイレクトボレーで蹴り込まれ失点。クリアも問題なかったしセルジーニョを褒めるしかない。

またもや先制されると勝てないという呪いが千葉に降りかかる。24分アランが裏へ抜ける所でファウルを貰いFK。26分、この堀米のFKに中央でフリーでドンピシャで合わせたのはゲリア。すぐに試合を振り出しに戻す。

30分、ドリブルで持ち込んだクレーベが倒されFKを獲得。33分、このFKを堀米が美しい完璧な放物線でゴールに流し込み逆転。やはり堀米のキックは一級品だ。先制される苦しい展開だったがセットプレイ2つで前半のうちに逆転。後はここからの試合運びだ。

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ついに重い呪縛から解き放たれる時が

後半に入ると千葉は受けに回ってしまい押し込まれる展開が続く。57分、セルジーニョにカットインからミドルを打たれるも章太がキャッチ。63分、堀米OUT、米倉IN。64分、松本の右サイドからのクロスがファーに流れ、シュートがゲリアの手に当たったという判定でPKを取られる。もう少し自分達で試合をコントロールしないと耐え切れない。67分、このPKをセルジーニョに決められ同点。

71分、浩平OUT、川又IN。アランOUT、見木IN。おかえり川又。結末がわかっているから筆が進むぜ。73分、安田のファーへのクロスのこぼれを壱晟がミドルを打ちクレーベがコースを変えるも枠外。

74分、常田に素晴らしい弾道のミドルを打たれるが章太がナイスセーブで弾き出した。85分、田口のCKをゲリアが頭で合わせるが枠外。87分、松本のCKがファーへ流れた折返しのクロスをドンピシャで合わされるも章太が右手一本ビッグセーブで救う。

試合は後半ATへ。千葉にとって魔の時間。もう地獄は見たくない。91分、千葉は右サイドからのクロスのこぼれをクレーベがシュートを打つもDFにブロックされる。その流れから見木が入れたクロスに合わせたのは川又ーーーーー!!!!!おかえり川又ーーーーー!!!!!頭で叩き込み逆転。後半ATに天国を見た。

93分、クレーべOUT、熊谷IN。壱晟OUT、ミンギュIN。そして逃げ切り逆転勝利。お母さん、100年ぶりに千葉が先制された試合をひっくり返して勝ちました。長かった…前半で逆転した後受けに回ってしまい追い付かれたり問題もあったが、3点取っての勝利はやっぱり気分がいい。今日は楽しめたぞビールが美味い。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

選手たちには原点に立ち返って、もう一度ハードワークすることから始めようという話をしました。立ち上がりに失点しながら逆転に成功し、同点にされても最後に勝ち越して勝利することができました。すべての選手たちが1つになった姿を見せてくれたと思いますし、それが勝利につながったと思います。

今日はピッチに立った選手達が闘う気持ちを見せてくれた。この逆転勝利は今後にとって大きい。この勝利でまたメンバー選考は難しくなるだろう。川又、堀米、ゲリア、浩平あたりはアピール出来たはずだ。

残りたった9試合。全部勝つという気持ちでラストスパートをかけてくれ。

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