2020 J2 第36節 レノファ山口FC VS ジェフ千葉 試合レポート

山口 1-2 千葉

【公式】ハイライト:レノファ山口FCvsジェフユナイテッド千葉 明治安田生命J2リーグ 第36節 2020/11/25

山口は35試合を終え勝点27で最下位に沈んでいる。ここ8試合も1分7敗と泥沼だ。今シーズンは最下位だろうと降格はないので一安心と言えるのかもしれないが、千葉も同様だが来シーズンへの期待を感じさせる内容をサポーターに示す必要がある。ホームで意地を見せたいはずだ。

そんな泥沼の山口を相手に千葉としては確実に勝点3が欲しい試合だが、これまで最下位との試合にことごとく勝てず勝点3をプレゼントしまくっている心優しきジェフユナイテッド(ちなみに上位にも勝点を献上しまくっている)。今度こそ最下位から勝点3を奪え。最下位に勝てないなんていうジンクスはいらない。

スタメンは前節と変わらず。GKに章太。DFは右からゲリア、新井、鳥海、安田。ボランチに田口と熊谷。右に堀米、左にアラン。2トップにクレーベと船山。試合前にはJ通算400試合出場を達成した山口の佐藤健太郎を表彰。400は凄い。千葉時代も守備をさせれば安定したプレイを見せた。

山口VS千葉 スタメン

試合は立ち上がりから両チームアグレッシブにぶつかり合い9分、田口のCKのこぼれを堀米がヘディング。跳ね返りを左足で狙うも枠外。17分、堀米のCKを新井が頭で合わせるも枠外。30分にも堀米のFKをニアでアランが狙うがGKにセーブされる。

36分、堀米のFKをファーでクレーベが折り返し鳥海が頭で合わせるもクロスバーに弾かれる。その流れからクロスに鳥海が再び頭で合わせるが枠外。山口にはチャンスを作らせず流れは千葉が掴んでいたが、千葉もチャンスはセットプレイのみ。

前半は千葉の支配率が上回り、シュートも8本。山口は1本なので千葉のペースだったと言っていいだろう。セットプレイから1点欲しかった。試合が終わった時に前半で1点取っていれば、という展開にならなければいいが。

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相手のミスにも助けられ勝点3を拾う

46分、新井のフィードを左サイドで受けたアランが溜めてクロス。ファーでクレーベが折り返し堀米が決定機を迎えるがヘディングは枠へ飛ばず。これは決めないといけない決定機だった。

52分、堀米が中央をドリブルで持ち上がりミドルを放つがDFがブロック。こぼれたボールをクレーベがヘディングでループ気味に流し込み欲しかった先制点。52分、千葉の左サイドを強引に割って入られシュートを打たれるがクロスバー。

63分、田口が入れたクロスをクレーベが落とし、熊谷がシュートを打つもGK正面。68分、山口の左サイドからいいクロスを入れられ、安田がクリアするもイウリに豪快にボレーを蹴り込まれ同点に追い付かれてしまう。直前にイウリを投入した交代策が当たってしまった。

75分に3枚代え。船山OUT、川又IN。堀米OUT、矢田IN。アランOUT、見木IN。81分、意外な形で得点が生まれる。山口のGKが足を滑らせミスキック。これを熊谷が奪い、田口からパスを受けたクレーベが冷静に流し込み追加点。ラッキーな勝ち越し点になった。

93分、クレーベOUT、ミンギュINで試合を締めて逃げ切った。ロングボールを多用しセットプレイでチャンスを生む割り切ったサッカーで、相手のミスも突いて勝点3を獲得。勝ちはしたが下位同士の試合という感じの内容だったことは否めない。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

セットプレーなどの攻撃的な部分において多くのチャンスを作ることができました。決め切るべきタイミングでもう少し冷静になることができたらもう少し楽に試合を進められたと思いますし、その点はもったいない部分であると感じています。

前半で1点欲しい展開だったし、1点リードすると受けに回って押し込まれるのもいつもどおりだった。それでもしっかり勝ち切り次に向かえるのは大きい。次節の磐田はここ12試合で1敗しかしていない。ホームでしっかり叩いて一桁順位を目指そう。

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