2020 J2 第28節 ジェフ千葉 VS ツエーゲン金沢 試合レポート

千葉 2-0 金沢

【ジェフ公式】【ハイライト】 2020明治安田生命J2リーグ第28節 ツエーゲン金沢戦

金沢は27試合を終え勝点38で9位に着けている。例年であればプレーオフ圏内を狙うというモチベーションもあるだろうが、今シーズンは2位に入らなければ意味がないので中位グループの気持ちの持って行き方は難しいかもしれない。上位に食らい付くためにも連敗は許されない。

一方の千葉はここ5試合勝ちなし、ここ2試合は得点もなしと低空飛行だが、水戸戦で5失点した後は2試合連続無失点なので今日もまずは失点をせず少ないチャンスをしっかり決め切り6試合ぶりの勝利を掴みたい。

千葉のスタメンは前節から3人入れ替え。やはり負傷退場した田口と鳥海の名前はない。GKは章太。DFは右からゲリア、ミンギュ、新井、安田。ボランチは小島と熊谷。右に矢田、左に為田。2トップは山下と船山。ベンチには寿人の名前も。

千葉VS金沢 スタメン

試合は立ち上がりから金沢にセカンドボールを拾われ千葉が受ける形。攻撃でもボールが繋がらずあまりいい入りではなかった。17分、中央をドリブルで割られ強烈なシュートを打たれるが章太が正面でセーブ。

43分、金沢の右サイドから崩され入れられたグラウンダーのクロスに中央でフリーで合わされるもポストに跳ね返り章太がキャッチ。章太が一歩も動けない完全にやられた場面だったが、フクアリには守護神の後ろを守る守護柱がいるのだよ。

点が取れそうな感じもなく、前半は0-0ならオーケーと思った47分、右サイドを持ち上がったゲリアがバックパスしたボールを小島がダイレクトでクロス。DFの前に山下が飛び込み頭で叩き込んで先制。小島のクロスも山下の入りも素晴らしかった。山下は前節の悔しさを晴らしたね。

そして直後に前半終了のホイッスル。内容がいいとは言えなかったので0-0でも良かったが、ラストプレイで先制するという最高の形。この1点を守るのではなく、もう1点取って試合を決めに行きたい。

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ミッションコンプリート

60分、章太のロングキックを山下が競り勝ち抜け出した船山がループシュートを狙うもGKに掻き出される。シンプルな攻撃からのいいアイデアだった。76分、金沢の左サイドからホドルフォがゲリアをかわし小島をかわしエリア内から打たれるもポストに弾かれ加藤のシュートも力なく章太がキャッチ。今日のMVPは鉄壁の守り、ゴール・ポスト選手。

79分に3枚代え。矢田OUT、堀米IN。小島OUT、壱晟IN。為田OUT、見木IN。そしてこの交代が見事に的中。83分、見木がインターセプトした所から持ち上がり船山へ。再び見木がボールを受け、入れたクロスに飛び込んだのは壱晟。欲しかった追加点で突き放す。

89分、船山OUT、寿人IN。94分、熊谷OUT、増嶋INで5バックにし締めにかかる。3試合連続のクリーンシートでミッションコンプリート。0で抑えて少ないチャンスをしっかり決め切る千葉の勝ち方だった。

6試合ぶりの勝利。3試合ぶりのゴール。長かった。見木はやっぱりこのシステムならサイドがいいな。本当はトップ下で見たいけどね。田口、鳥海抜きでも代わりに入った選手達もしっかり仕事したし、運もあったけどホームでナイスゲーム。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

―― 勝利という結果を得る上で、今日最も良かった点を1つ挙げると?

やはりボランチの2選手の活躍であると思います。彼ら(熊谷と小島)は非常に活動量が多く、球際でもしっかり戦ってくれました。それによって、しっかり耐えることができたと思います。

熊谷の潰しは守備の安定をもたらすし、小島も特に後半はいいプレイが出来ていた。田口、見木、壱晟も含めバチバチにしのぎを削って欲しい。

高橋壱晟選手

―― 大きな意味のある1点になるのでは?

そうですね。今まで苦しい思いをしてきたので、一歩進めたのではないかと思います。本来なら途中からではなくスタートから出たいので、それに向けていいアピールができたと思います。これからの2カ月、スタメン組をまくる勢いでやっていかなきゃいけないと思います。

大いに期待してるぞ。まだまだこんなもんじゃない。危機感を持ってポジションを奪いに行け。

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