2020 J2 第27節 ジェフ千葉 VS FC町田ゼルビア 試合レポート

千葉 0-0 町田

【ジェフ公式】【ハイライト】 2020明治安田生命J2リーグ第27節 FC町田ゼルビア戦

町田は26試合終わって勝点34の14位。負け数は8と少ないが引き分けが10と勝ち切れない試合が多いのが低迷の原因になっている。先制されると勝てないのは千葉だけかと思いきや、町田も今季先制された試合は0勝だそうだ。いつにも増して先制点が大事になるね。

一方の千葉は得点数も下位、失点数も下位で17位と沈んでいる。攻撃に大きな課題があるのは変わらないが、シーズン序盤こそ失点の少ない堅い守備を誇っていたのに、ここ最近は失点も多く攻守に問題を抱えている。前節の無失点を継続し、まずは安定した堅い守備を見せたい。

スタメンの入れ替えは前節から1枚だけ。GKは章太。DFは右から本村、ミンギュ、鳥海、安田。ボランチに田口と熊谷。右に矢田、左に為田。2トップに船山と山下。前節守備の安定をもたらした熊谷にボールを刈ってもらい、田口の守備の負担を減らしたい。

千葉VS町田 スタメン

立ち上がりはお互い前からプレスをかけるアグレッシブな展開。2分、章太のフィードを山下が競り勝ち裏へ抜けた船山から為田へ。為田のクロスに矢田が合わせるが枠外。いい攻撃だったけど船山にフィニッシュまで行き切って欲しかった。

4分、田口からの縦パスを山下がダイレクトで船山にはたき、船山もダイレクトで矢田とワンツー。船山のトラップが流れフィニッシュまで行けなかったが、こういう攻撃が見たいんだよ。いい距離感でテンポよくダイレクトで数人が絡み崩した。いいよー。

しかし9分にアクシデント。相手と接触した田口が肩を痛め、ピッチに戻るがプレイ続行不可能で交代。19分、田口OUT、小島IN。これは痛い。インターセプト数リーグNo.1を誇る千葉の攻守の要が離脱となると痛すぎる。

22分、安田が低い位置で奪われミドルを打たれるが章太がセーブ。33分にもミスからボールを奪われフリーでミドルを打たれるがポストに救われる。前半の千葉はいい攻撃が出来ていたので不用意なミスでピンチを招くのは避けたい。

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前節とは違うスコアレスドロー

46分、為田OUT、アランIN。47分、ミンギュのフィードに抜け出した山下が決定機を迎えるがGKの好セーブに防がれてしまう。これは決め切りたい。63分、エリア内中央から平戸に振り向いて打たれるが章太がセーブ。

さらにアクシデント。66分、鳥海が膝を痛め負傷交代。鳥海OUT、増嶋IN。鳥海もいいプレイを見せていたので離脱は痛い。こういう時のベテラン増嶋頼むよ。71分、安藤にミドルを打たれるが章太がしっかりキャッチ。

86分、増嶋から中央の矢田にいいパスが入り、スルーパスが山下へ。右足を振り抜くがポストに弾かれた。またもや決め切りたい決定機。今日はアランもよく走り体を張っていて気持ちが見えた。

結果は前節と同様のスコアレスドロー。しかし前節が退屈な凡戦だったのに対し今節は見応えのあるスコアレスドローだった。だからこそチャンスを決め切り勝ちたい試合だったね。決定機を2つ逃した山下は悔しい思いをしているだろう。あれを決め切るエースになってくれ。

痛いのは田口や鳥海といった主力が怪我で交代したことだ。チーム得点王の川又を失い、チームの心臓である田口も失うのは痛すぎる。鳥海と共に軽症であることを祈る。出番の来る選手達は存在感を見せて欲しい。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

―― 守備の安定と自信が攻撃にもいい影響をもたらしていたように感じます。前半からテンポよくつなぐシーンがいくつもありました。

この2日間、選手たちと攻撃面についてディスカッションしました。選手たちはそのイメージを持ってこの試合に臨んでくれたと思いますし、パスのタイミング、受け手のタイミング、3人目の動きとお互いの距離感、そういう部分が今日は本当にうまくいっていたと思います。もちろんミスもありましたが、攻撃面でこれだけの内容を見せられたのはこの試合が初めてだったと思います。選手たちがこの姿を継続的に見せることができれば、チームはもっと発展していくと思います。

今日は得点こそなかったがいい流れの攻撃は見ることが出来た。特に4分の複数人がダイレクトで繋いで崩したのは良かったね。監督も言うようにこれを継続することが大切だ。波があるのが今季の千葉なので、負傷者もいる中3日での次節、今度は決め切って勝利しよう。

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