2020 J2 第23節 ジェフ千葉 VS 京都サンガF.C. 試合レポート

千葉 0-0 京都

【ジェフ公式】【ハイライト】 2020明治安田生命J2リーグ第23節 京都サンガF.C.戦

京都とは第17節で対戦してから一ヶ月経たずの再戦となる。前回対戦時13位だった京都はその後1敗しかしておらず順位を6位にまで引き上げ2位との勝点差は10。昇格争いに絡むためにはこれ以上離されたくないだろう。

一方の千葉は12位という位置に着け、前回のアウェイ京都戦では「書くことがない」と書いたほどの完敗だった。ただしあの時はターンオーバーのいわゆるBチームでの対戦だった。今回はそうはいかない。中3日の京都に対し千葉は中2日なので厳しいが、ホームで意地を見せて欲しい。

千葉のスタメンは中2日ながら前節とまったく同じメンバー。GKに章太。DFは右から本村、ミンギュ、鳥海、安田。ボランチに田口と見木。右に船山、左に為田。2トップはクレーベと川又。連戦の中、最後まで集中して走り切れるかが鍵になる。

千葉VS京都 スタメン

立ち上がりは京都が押し込む展開。10分、ウタカの落としたボールを福岡にミドルを打たれるが章太が正面でキャッチ。前回対戦時もそうだったが、相変わらずヨルディ・バイスのロングフィードは正確でボールの軌道も気持ちいい。

15分、セットプレイからのルーズボールを船山がダイレクトボレーで打つも枠外。インターセプト数がリーグトップの田口は今日も的確なポジショニングと読みでボールを奪う。攻撃だけではなく守備でも効いているまさにチームの心臓。

17分あたりから千葉がボールを持つようになり18分、見木のミドルは枠外。再び京都にボールを持たれる中、28分、クレーベのミドルはGK正面。両チーム共ブロックを崩せず攻めあぐねる中、38分にアクシデント。プレスに行った川又が相手ともつれ肩(鎖骨?)を負傷。

かなり痛がっていた川又はピッチに戻るもファーストプレイで痛みで続行不可能に。44分、川又OUT、山下IN。川又は痛がり方や痛めた箇所を見るかぎり嫌な予感しかしない。チーム得点王の長期離脱はチームとしても痛いぞ。

前半の千葉は京都にシュート1本しか打たせず守備は危なげなかったが、攻撃ではセットプレイ絡み以外にこれといったチャンスは生み出せなかった。後半もセットプレイやミスが勝敗を分けそうな展開だ。

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お互い集中を切らさず妥当なドロー

65分、為田が左サイドを崩しクロスを入れ、こぼれを船山が打つがブロックされる。その流れから船山が入れたクロスに山下が合わせるが枠外。両チーム共に集中力を維持し堅い守備を崩せない。

千葉は川又の負傷交代のみで交代カードは切らず。守備のバランスは取れているのでMFやDFは代えづらく、FWはすでに山下を入れているので動くのが難しい展開か。83分、本村のパスミスからカウンターをくらい絶体絶命のピンチを迎えるが章太が触りシュートは枠外。本村も自分のミスをカバーするためよく戻った。

90分にも京都の右サイドからのクロスをピーター・ウタカに頭で合わされるが枠外。93分、船山OUT、アランIN。結局両チーム共にゴールをこじ開けることは出来ず0-0のスコアレスドローに終わった。選手達は体力的にかなりキツかっただろう。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

―― 手応えがあるゲームだったのは?

こういう試合をするのは本当にいいことです。ただ、ディフェンスだけで試合に勝てるわけではないので、攻撃のバリエーションや相手のバイタルエリアでのアイデアがもっと必要になってくると思います。

守備は安定していたし体力的に厳しい中、集中力も高かった。監督の言う通りディフェンスだけでは勝てないが、失点しなければ負けることもない。ベースである守備が安定しなければ上乗せ出来ないので、この守備の上に攻撃のバリエーションを乗せたい。

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