2020 J2 第22節 FC琉球 VS ジェフ千葉 試合レポート

琉球 0-1 千葉

【ジェフ公式】【ハイライト】 2020明治安田生命J2リーグ第22節 FC琉球戦

琉球は21試合を終え勝点23の18位。得点32はリーグ5位という素晴らしい数字だが、失点37はリーグワースト2位と下位に低迷する原因になっている。しかしここ4試合は3勝1敗と調子を上げ、大宮戦では5-0、水戸戦では3-2、松本戦では6-1と破壊力を見せている。ホームで千葉相手にもその自慢の攻撃力を見せたい所だろう。

一方の千葉もなかなか波に乗り切れず前節もホームで最下位の山口に完敗といい所がなかった。しかし琉球との対戦はまだ3試合しかないが全勝で失点も0という相性の良さ。守備がベースのチームとして琉球の攻撃力を抑え込めるかが試される。

千葉のスタメンは前節から3人の入れ替え。やはりもう連戦でも大幅な入れ替えはしないようだ。GKは章太。DFは右から本村、ミンギュ、鳥海、安田。ボランチに田口と見木、右に船山、左に為田。2トップは川又とクレーべ。

千葉VS琉球 スタメン

試合は琉球がボールを回し千葉が受ける形。14分、琉球の左サイドからのクロスがファーに流れたのを折り返し、中でフリーでヘディングされるがシュートミスに救われた。やられていておかしくないシーン。

17分、田口のFKが川又の頭にドンピシャで合うがGK正面。これも決め切りたい場面だった。36分、琉球が左右に展開し左サイドからファーへのクロスをダイレクトで打たれるがミンギュがクリア。

前半は琉球がボールを回す予想通りの展開で、シュートの一つ手前までは形を作られたが、シュートは2本、枠内は0に抑え最後の所はやらせなかった。後半に先制点を取り自分達のペースに持ち込みたい。

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狙い通りのクリーンシート

60分、ロングフィードをクレーベが収めた所から左に展開し安田がクロス。川又が頭で合わせるが枠外。61分、川又OUT、山下IN。62分、琉球の左サイドからクロスのこぼれをダイレクトで打たれ田口がブロックしたボールはわずかに枠外に逸れ救われる。

そして68分、見木のサイドチェンジから安田がファーへ入れたクロスを山下が頭で叩き込み待望の先制。途中出場の山下が意地の一発で気迫のこもったガッツポーズ。77分、クレーべOUT、増嶋IN。船山OUT、矢田IN。5バックにして試合を締めにかかる。1点リードの状況で5バックにするとまだ安心よりも不安の方が強いわ。

90分、為田OUT、アランIN。見木OUT、壱晟IN。逃げ切り間近の94分、琉球の左サイドからのクロスに上原に頭で合わされるが枠外で救われた。あぶねぇぇぇぇ!試合終盤に多い全ジェフサポの叫び。

押し込まれながらもしっかり最後まで集中しクリーンシートでの勝利。展開的には第1節ほど一方的ではないけど同じ様な形になったね。これで琉球戦は4戦全勝で無失点という相性の良さを継続した。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

チャンスを多く作れたわけではありませんが、1点を奪ってそれを守り切れたことは良かったと思います。すべての選手に「やってやろう」という意欲が見えましたし、こういう試合を続けられるのであればもっといい成長を見せられると思います。今日の試合に勝ったことについては満足していますが、これを続けることが一番大事です。

勝ちはしたがやはりこのサッカーで上位に勝つイメージは湧かない。琉球相手ならあえてこのサッカーの方が効果的ということなのかもしれないが、もう少しボールを保持し前で動かしたい。5バックになってからの押し込まれ続け具合も怖い。相手のミスも含めなんとか凌ぐという感じだ。

ともあれ今のジェフがやろうとしているサッカーにおいて攻撃力のある琉球相手にクリーンシートでの勝利は重要だし自信になる。第1節後の会見で琉球の樋口監督は「あんな守備だけしてるリアクションサッカーのチームに負けるなんて」的なくやしさ溢れるコメントをしていたが今節もくやしいだろう。自分達の方がいいサッカーをしてるのにという思いはあるはず。

中2日での次節、6位京都との勝点差は5しかない。第17節でのアウェイ京都戦は何も出来ない完敗だった。ホームできっちりリベンジしよう。

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