2020 J2 第20節 ジェフ千葉 VS ファジアーノ岡山 試合レポート

千葉 2-1 岡山

【ジェフ公式】【ハイライト】 2020明治安田生命J2リーグ第20節 ファジアーノ岡山戦

岡山は19試合を終えて勝点21の17位。失点19は下位とは思えない優秀な数字だが、一方で得点15は栃木と並んでリーグワースト。課題が得点力であることは明らかで、千葉も守備をベースとした戦い方をするため先制点の行方が勝敗を大きく左右しそうだ。

対する千葉は前節の愛媛戦で、6試合勝ちなしという長いトンネルを抜け7試合ぶりの勝利。今シーズンはここまでフクアリで2勝しかしておらずサポーターを失望させている。負ければ岡山と順位が入れ替わる一戦、ホームでしっかり2連勝し、5連戦のスタートに勢いを付けたい。

前節でメンバーの固定を示唆したユン監督だがその通り、スタメンは累積明けの田口が戻った以外は同じメンバー。GKに章太。DFは右から本村、ミンギュ、鳥海、安田。ボランチに田口と小島。右に矢田、左に為田。2トップは山下とクレーベ。

千葉VS岡山 スタメン

試合は開始わずか2分、右サイドで矢田が裏に出したボールに山下が抜け出しクロス。飛び込んだ川又が左足で押し込み恩返し弾。川又は磐田戦でも愛媛戦でも恩返し弾を決めているし義理堅い男だ。堅碁っていうくらいだからね。

7分、本村の素晴らしいサイドチェンジから為田が安田に出しクロス。ファーまで流れ山下が打つも枠に飛ばず。14分、FKを安田と為田で小さく繋ぎ安田がドリブルからクロス。これに中で合わせたのは鳥海。クロスも素晴らしかったし鳥海の入りも素晴らしかった。プロ初ゴールおめでとう。

22分、岡山の距離のあるFKを上門が無回転で直接狙うもクロスバー。37分、岡山のカウンターから白井にカットインされミドルを打たれるがクロスバー。章太も一歩も動けずやられた場面だった。

前半の千葉はシュート3本で2点を取る効率的なサッカー。とはいえ危ない場面もあったので後半も集中したい。守備の堅い岡山から前半で2点は流れ的にも大きい。岡山は得点力不足でもあるので後半で3失点なんてことはないだろう。そう思いたい。

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心臓に悪い勝点3

52分、岡山のスローインのこぼれからミドルを打たれるが章太の正面。54分、田口のFKに山下が頭で合わせるもGK正面。58分、岡山に中央から崩されシュートを打たれるがクロスバーの上。危ない場面だったが安田がよく戻った。

74分、矢田OUT、船山IN。山下OUT、クレーベIN。78分、小島OUT、見木IN。今日は安心して見ていられそうだな、このままゼロで締めようぜ、と思っていた84分、左サイドから入れられたクロスを山本に頭で合わされゴールに吸い込まれた。

こうなるともうわからない。最後にやられることが多いからひやひやしながら見ていた後半ATのラストプレイ、岡山の左サイドからのクロスに頭で合わされるも章太がしっかり大事にキャッチ。あぶねぇぇぇぇぇぇ!!全ジェフサポの叫び。これを決められてたら地獄だわ。

最後は心臓に悪い展開になったものの、しっかり逃げ切り勝点3を獲得し2連勝。ここからは水曜日にも試合があり5連戦になる。涼しくなってきたとはいえタフな戦いだ。今までのようなフィールドプレーヤー全入れ替えはしないだろうが、ずっと固定というわけにもいかない。コンディションのいい選手を見極めて連戦を乗り切りたい。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

前半の早い時間に得点を決めていい流れを作ることができたんですが、勝っている時、特に後半は攻められる時間が長かったので、その時間をなんとか乗り越えないといけないと思いますし、もう1点、追加点を取りに行かなければいけなかったと思います。

欲を言えば3点目でとどめを刺したかった。もしくは2-0で終えたかった。とはいえしっかり逃げ切ったし、こういう結果を積み上げることでチームとしての自信を付けて上位争いに絡んでいこう。

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