2020 J2 第18節 ジェフ千葉 VS アルビレックス新潟 試合レポート

千葉 1-3 新潟

【ジェフ公式】【ハイライト】 2020明治安田生命J2リーグ第18節 アルビレックス新潟戦

新潟はここまでの17試合で勝点26の7位。負け数3は甲府と並んでリーグ2位の少なさだが、引き分けの数8はリーグ1位。負けないが勝ち切れないという内容だ。昇格圏の2位とは勝点差が9あり、もうこれ以上は離されたくないだろう。

一方の千葉は3連勝の後、1分4敗と勝ちがなく失速し、順位も15位と大きく落としている。リーグ再開後はホームフクアリでも7試合で1勝しかしておらずサポーターを失望させてばかりだ。今日こそフクアリでの快勝を期待したい。

スタメンは前節からのターンオーバーでフィールドプレーヤー10人を総入れ替え。GKに章太。DFは右からゲリア、ミンギュ、新井、安田。ボランチに田口と小島。右に堀米、左に船山。2トップは山下とクレーベ。第16節で負傷したクレーベは軽症だったようで良かった。

千葉VS新潟 スタメン

試合は立ち上がり千葉が押し込むものの、新潟の左右からのCK連発でピンチを迎えるがなんとか凌ぐ。13分、安田が裏へ出したボールに山下が抜け出しチャンスを迎えるも左足のシュートはGKにセーブされてしまう。

17分、中島に強烈なミドルを打たれるが章太がナイスセーブ。23分、裏へ出されたボールを新井が素晴らしい守備で奪うも、プレスのかかっている堀米にパスを出し奪われショートカウンター。渡邉に狙いすましたミドルを蹴り込まれ失点。奪う所までは良かったが…

27分、右サイドから崩されファビオにシュートを打たれるが章太がナイスセーブ。前半は新潟に65%とボールを持たれたが、追加点は許さず1失点で折り返す。先制されると勝てないというジンクスを今日こそ破りたい。

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沼は深そうだ

53分、裏へ抜け出された所から狙いすましたミドルを本間に蹴り込まれ2失点目。1失点目と同じようにしっかりと狙いすまして打たれている。シュートも素晴らしいが、もう少し自由に打たせない守備がしたい。

63分に3枚代え。田口OUT、見木IN。堀米OUT、アランIN。山下OUT、川又IN。77分、船山OUT、岡野IN。しかし80分、右サイドからのクロスを岡野がクリアできず本間に蹴り込まれ万事休す。悔しいが上位とは明らかな力の差を感じる。

86分、安田OUT、田坂IN。89分、章太のロングフィードのこぼれを拾った川又が決定機を迎えるが枠に飛ばず。92分、岡野がドリブルで持ち上がり入れたクロスにクレーベが頭で合わせ一矢報いた。リスクを冒して持ち上がった岡野のプレイが生んだゴール。こういうプレイがもっとあっていい。クレーベもさすがの強さ。

泥沼の6戦勝ちなし。フィールドプレーヤーを総入れ替えするターンオーバーを繰り返しているのに2チーム共内容が悪く結果も出ないという厳しい状況だ。それでもここでブレるのはマズい。昨シーズン17位の弱いチームを改革中なのだ。そう簡単に上位争い出来るほどJ2は甘くない。

来シーズンに繋げるための土台作りを我慢しながらコツコツ進めるしかない。

監督・選手コメント

尹晶煥監督

すごく悔しい試合ですし、もうちょっと選手たちがしっかりしないと、これ以上は。なんというか、成長がなかなか見られない。何が不安なのか、何が怖いのかわからないのですけれど、もうちょっと自信を持って戦わなければならないと思います。

順位は16位に後退。そしてシーズン序盤は少なかった失点も、気付けば23失点でこちらもリーグ16位と明らかに状態が悪い。小さなミスが大きなダメージとなって返って来る。このチームは守備がベースなはず。もう一度やるべきサッカーをはっきりさせたい。

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