2019 J2 第40節 ジェフ千葉 VS 東京ヴェルディ 試合レポート

千葉 0-0 東京V

【ジェフ公式】【ハイライト】 2019明治安田生命J2リーグ第40節 東京ヴェルディ戦

東京Vは13位とプレーオフ争いもなければ残留争いもないというモチベーションの持っていき方がむずかしい順位。それでもアウェイまで駆けつけてくれるサポーターのためにも一つでも上の順位でフィニッシュする必要があるだろう。

一方17位という下位に沈む千葉は残り3試合で降格圏にいる栃木との勝点差が9。ということは千葉の結果にかかわらず栃木が引き分けか負けた時点で千葉の残留が決まるという状況だ。ともかくホームフクアリ。きっちり勝って残留を確定させたい。

スタメンは前節と変わらず。GKに優也。4バックは右から米倉、新井、エベルト、下平。中盤はボランチに浩平と熊谷。右にアラン、左に為田。2トップにクレーベと船山。東京Vのスタメンには若狭や小池、そしてベンチには近藤といった千葉にはお馴染みの名前も。恩返し弾はやめてね。

千葉VS東京V スタメン

試合はオープンで両ゴール前でのプレイが多い展開。4分、船山が高い位置でボールを奪いクレーベへ。枠へ行けば先制というシーンだったが左足のシュートは枠外。クレーベなら決め切ってほしかった。直後には小池に裏を取られ決定機を作られるが最後が合わず。

6分にもカウンターからアランがミドルを打つもGKにセーブされる。8分、クレーベのポストからアランが打つも枠外。10分、為田のファーへのパスをクレーベが折り返しアランがドンピシャで合わせるもGKにセーブされる。序盤からゴールの匂いがする。

14分、ドネアの左フックをもらったクレーベが…間違えた、平のヒジが入ったクレーベが目尻から出血。27分、熊谷がイエローを貰い2試合の出場停止。熊谷の今シーズンが終わった。これで残り2試合は勇人の最後の勇姿が見られるかな。

40分、アランが足を痛め担架で退場。アランOUT、堀米IN。アランようやく仕事し始めたのに。前半ATには高い位置で奪った所から為田がクロスを入れ、こぼれを堀米がシュートを打つもカバーに入った若狭にブロックされてしまう。決定機だった。

前半は両チームともにゴール前でのチャンスがあったが決め切れず。東京Vはパスを回して支配率を上げるものの、低い位置で奪われたり、ゴール前でも手数が多すぎたりと効果的なサッカーは出来ていなかった。シンプルに攻めた千葉の方が内容は良かった。

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チャンスは作るが決め切れず

ハーフタイム中に栃木が引き分けで試合を終えた情報が入り千葉の残留が確定。優勝争いでもなく、プレーオフ争いでもなく、残留で喜ぶというなんとも情けないシーズンになってしまった。46分、梶川にミドルを打たれるも枠外。

49分、またもや千葉が高い位置でボールを奪いクレーベから堀米へ。堀米のシュートはGKのナイスセーブに防がれてしまう。これも決定機だった。56分、小池に裏を取られ決定機を作られるもシュートは枠に行かず救われる。

71分、堀米のCKにエベルトが頭で合わせるもGK正面。74分、為田から堀米へ。堀米のファーへのクロスに米倉が頭で飛び込むも枠外。75分、浩平OUT、勇人IN。77分、ドネアの左フックを…間違えた、森田と頭がバッティングした勇人が目尻から激しく出血。井上尚弥より軽症だから大丈夫。

後半ATのチャンスもゴールに結びつけることができず結局スコアレスドロー。千葉はシュート18本を打ち決定機も多くあったが決め切れず。東京Vも支配率68%でシュート11本を打ったが決め切れず。ゴール前のシーンが多いおもしろい試合だったが両チーム共に決定力のなさが響いた。

監督・選手コメント

―― 今節の結果によって、J2残留が確定しました。

僕自身はホッとしているというのが正直なところです。ただ、残り2試合が来年につながる大事な2試合になるということは、今、選手たちに話しました。2週間、集中の糸を切らすことなく、まずは昇格争いをしている京都サンガF.C.にどれくらいやれるかを試せると思います。

江尻監督のコメント。さぁ次は上位いじめ。まだかろうじてプレーオフの可能性を残す京都を道連れじゃ。来年も仲良くJ2で戦おうね。

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