2019 J2 第12節 ヴァンフォーレ甲府 VS ジェフ千葉 試合レポート

甲府 1-2 千葉

【ジェフ公式】【ハイライト】 2019明治安田生命J2リーグ第12節 ヴァンフォーレ甲府戦

甲府はここまで5勝5分1敗と一つしか負けておらず順位も4位と好調を維持している。ウタカのように5得点と得点ランク3位に付けている怖い選手もいる。さらに右サイドには田中佑昌の名前が。やられるわけにはいかない。

一方の千葉は前節から4人入れ替えGKに優也、そして不動だった3バックのメンバーを入れかえ右から新井、鳥海、エベルト。増嶋は別メニューだったらしいけどベンチには入っている。ボランチに熊谷と矢田。そして両WBに茶島と為田という攻撃的な選手を置き、2列目に船山と浩平。ワントップにクレーベ。千葉は中銀スタジアムで負けたことがないという相性の良さがあるので、上位とはいえしっかり甲府を叩き上位浮上のきっかけにしたい。

甲府VS千葉 スタメン

試合は16分、矢田のクロスにファーで為田が折返し、船山が飛び込むも触れず。触ればゴールという決定機だった。24分、浩平のバックパスがウタカに渡ってしまい、こぼれから新井涼平に強烈なミドルを打たれるも優也がセーブ。

29分、右サイドからのクロスのこぼれをボレーで打たれるピンチもバーの上で救われた。33分、この試合何度か見せている左サイドでの為田のワンツーでの崩しからFKを得る。このFKを船山が直接ゴールへ向かういいボールを蹴るもGKに弾き出された。

37分、右サイドからのクロスがファーに流れ田中佑昌への足元へ。左足での素晴らしいミドルを放つも優也がジャンプ一番ナイスセーブ。千葉はボールを持ちサイドからクロスを入れる形を作るも中の人数が少なかったり精度がなかったりとシュートまで行けず前半のシュートはわずか1本に終わった。

心配だった鳥海のウタカへの対応は蓋を開けてみれば完璧と言っていい素晴らしいプレイだった。鳥海らしい冷静さやクレバーさがよく出ていた。それでも決定機は甲府の方に多い前半だった。

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頼れる男

55分、ウタカに出たボールに対し鳥海が入れ替わられてしまいドリブルから絶体絶命のシュートを打たれるがバーの上にふかしてくれ救われた。完全にやられたシーン。58分にもCKのこぼれからシュートを打たれるがこれも枠の外。前節から相手のシュート精度に救われる場面が目立つね。

59分、カウンターからクレーベがファウルを貰いFK。蹴るのは今日セットプレイで可能性を感じるボールを入れていた船山。蹴ったボールは壁を超え鋭く落ちてからゴールに吸い込まれた。頼れる男の待望の先制点。茶島に子供が生まれたのでみんなでゆりかごパフォーマンス。

63分、中央を崩されまたもやウタカに決定的なシュートを打たれるもまたもや枠の外。今日はウタカの日じゃなかったね。66分、鳥海OUT、増嶋IN。鳥海はいい仕事をしてくれた。これからの夏場に向けどんどんコンディションを上げて欲しい。

67分、左サイドで為田が仕掛けFKを獲得。船山の蹴ったボールのこぼれから新井が頭で落とし、エベルトが左足で蹴り込み追加点。江尻体制になってから初の複数得点で突き放す。

72分にカウンターを喰らいドゥドゥのドリブルからピンチを迎えるもエベルトが戻りナイスカバー。今日のエベルトは攻守に存在感を見せてくれた。84分にも中の崩しからウタカに強烈なミドルを打たれるも優也が弾きエベルトがブロックして凌ぐ。

88分、船山OUT、アランIN。やっぱり船山はピッチでの貢献度が高かった。このまま無失点で終えたい所だったが90分、クロスからのこぼれを佐藤洸一に蹴り込まれ失点。90分、茶島OUT、ゲリアIN。AT4分をひやひやしながら見ることになってしまったがラストプレイの甲府のFKはサイドネットで試合終了。優也が壁の指示でポジションに着いてない時に蹴られたから枠に飛んでたら危なかったぞ。

なんとか逃げ切り勝点3をゲット。前節同様、堅い守備で守ったというより相手のミスに救われた場面も多かったし、攻撃でも流れからというよりセットプレイからだったけど、我慢して守り複数得点で勝ち切ったのは大きい。

監督・選手コメント

勝ったことは本当に素晴らしいと思います。ただ、相手のミスに助けられた部分もあると思うので、そこは満足せずに次の試合を迎えたいなと。

茶島のコメント。その通りでまだまだ攻守に課題は多い。でもその中で勝ち切れたのも大きい。

それにしても為田が良くなったなぁ。以前の「攻撃はキレキレだけど守備は軽くトークはグダグダな選手」というイメージから「攻守にハードワーク出来る選手」というイメージに変わりつつある。いいぞ為ちゃん。

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