2018 J2 第13節 大宮アルディージャ VS ジェフ千葉 試合レポート

大宮 0-1 千葉


ホームでは攻撃的に、アウェイでは守備的にとシステムやメンバー、戦術を変えて戦い始めた千葉。対する大宮は3連勝といよいよ本領を発揮してきた。上に上がるためにも負けられない、アウェイに乗り込んでの重要な一戦。

千葉はホームで完勝した前節からメンバーを5人入れ替えた。GKにロドリゲスが復帰。DFは3バックで右から鳥海、近藤、増嶋。ボランチに小島と熊谷を並べ、両ワイドに茶島とサリーナス。2列目に真希と矢田。ワントップにラリベイ。茶島と真希は逆の方がいいんじゃね?とも思ったけど、エスナイデル監督は茶島にサイドの適性を見出しているのだろうか。

大宮VS千葉 スタメン

試合は立ち上がりから大宮にセカンドボールを拾われ押し込まれる展開。17分には右サイドからのクロスをシモビッチにドンピシャで合わされるもロドリゲスがゴールライン際で掻きだす好セーブ。それにしても今日もサリーナスの守備は怖かった。相手との距離を開けすぎて自由にやらせすぎる。サリーナスの裏は今後も相手に狙われるぞ。

32分にはまたも右サイドからクロスをシモビッチに押し込まれるも、これはファウルでノーゴール。シモビッチには昨シーズンのプレーオフでやられたけど、やっぱり怖い選手だ。あの高さ、強さはわかっていても抑えられない。34分にようやく千葉にチャンス。ショートカウンターからラリベイが素晴らしいミドルを打つも好セーブに防がれる。39分には大宮にCKを頭で合わされネットを揺らされるもオフサイドポジションのシモビッチがプレイに関与したという判定でノーゴール。前半は押しこむ大宮、耐える千葉という展開だった。

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これぞアウェイの勝ち方

後半開始早々の47分には真希が素晴らしいミドルを放つもGKの好セーブに防がれてしまう。そして60分、左サイドの矢田からサリーナスに繋ぎ、コースが変わったクロスを小島が技ありトラップからの技ありシュートで貴重な先制弾。小島は試合をこなせばもっともっと良くなるね。3列目からの得点力が小島の魅力なのでもっと見たい。

大宮は60分に投入したマテウスが左サイドを制圧。厳しい時間の続く千葉は73分にラリベイOUT、指宿IN。78分に真希OUT、船山IN。しかし指宿はなかなかポストで収められず押し込まれる展開が続く。84分には左サイドからのマテウスのクロスをシモビッチがフリック、大前の完璧なトラップからの絶体絶命のシュートをロドリゲスが超スーパーセーブで弾き出した。今日一番のビッグプレイ。大前の一連のシュートまでの流れは見事で完全にやられたシーンだった。

大宮の20本のシュートを防ぎきった千葉が0-1で勝利。内容的に良かったわけではない。大宮の強さが光った試合だった。それでもアウェイで耐えて耐えて、我慢して我慢して1点取って勝ち切るという試合はこれまでなかったものだ。選手達は集中して戦えていたし、アウェイでこの勝ち方ができるようになれば大きい。MVPは文句なくロドリゲス。大前のシュートを防いだシーンはもう一度言うけど超スーパーセーブ。増嶋も前節、今節と本領を発揮してる。増嶋、近藤が素晴らしいので鳥海の軽率なプレイが気になった。鳥海にはこの2人から学んで盗んで成長してほしい。

監督・選手コメント

チーム全体としてやることが明確になってきたので、後ろ向きの守備ではなく、前向きの守備が増えてきました。それによって、しっかりと相手を潰せる回数が増えているのかなと思います。

増嶋のこのコメントが守備の安定の要因。ハイライン時は後ろ向きの守備が多くて増嶋もその犠牲になった。今のやり方なら増嶋は近藤と並んで外せない存在になる。

まだまだ攻守共に課題は多い。勝ったからオーケーというわけでもない。試合ごとにシステムやメンバー、戦術が変わるため連携面の積み上げもなかなかできない。それでも勝つことで自信がつくし結果を出すことは重要だ。リーグワーストのザルだった守備が2試合連続のクリーンシート。3試合で失点1。ピンチはあるものの守備に安定性が出てきたのはいい兆候。次節はホームに新潟を迎える。今日とはまた違う攻撃的なサッカーが見られるだろう。

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