2018 J2 第11節 ヴァンフォーレ甲府 VS ジェフ千葉 試合レポート

甲府 1-1 千葉


今シーズン甲府はホームで0勝2分2敗と勝利がなく17位と低迷している。一方の千葉はアウェイで0勝5敗と勝利がなく19位と低迷している。甲府はホーム初勝利を、千葉はアウェイ初勝利をかけて上位浮上のためにもお互いに負けられない一戦だ。

エスナイデル監督はアウェイで勝てないチームを大胆にいじってきた。GKにはロドリゲスを復帰させ、DFは3バックで右から鳥海、近藤、そして6試合ぶりに増嶋が入った。そして中盤に右から也真人、熊谷、小島。右のワイドに茶島、そして左のワイドには干されていたと言ってもいいサリーナスが今季初スタメン。2トップに清武と船山というメンバー。どんなサッカーをするのか期待と不安が入り混じる中キックオフ。

甲府VS千葉 スタメン

今日は失点をしたくないというシステム、戦術にもかかわらず開始5分。左サイドから入れられたクロスを中でバホスにダイレクトで合わされ失点。クロスの対応がサリーナス、中の対応が茶島と、守備に不安のある2人が絡んでしまった。

千葉は明らかに守備の仕方を変えてきた。ハイプレスはせず相手に奪われたらリトリート。両ワイドも下がって5バックになるような守備的な戦い方。何度か決定機は作られたものの、今までのアウェイゲームのような大崩れはしなかった。しかし一方でどのような狙いでフィニッシュまでいくのか見えず、前半はシュート1本(枠内0)という結果に。

後半に入り58分に清武OUT、指宿IN。69分に也真人OUT、矢田IN。矢田は前節同様すごく良かった。パスだけでなくドリブルでも相手をはがせるし、攻撃面で一番可能性を感じる。コンディションも良さそうだしスタメンで90分見たい。79分に茶島OUT、為田IN。為田を左のワイド、サリーナスを右に回す布陣に。

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ラストプレイの魂の一撃

千葉は指宿をターゲットに攻撃をするも決定機は作れず。さらにパワープレイで近藤を上げるも90分が過ぎる。アウェイ6連敗が頭をよぎった95分。増島のロングボールを指宿が落とし、混戦の中からサリーナスが繋ぎ近藤がシュート。相手に当てながらも押し込んで土壇場での同点ゴール。キャプテン近藤がエスナイデル監督の首を首の皮一枚で繋いだ。甲府はホーム初勝利をラストプレイで逃し、千葉もアウェイでの初勝利を達成できず痛み分け。試合展開的には甲府の方が痛いだろう。甲府サポーターは負けたかのような雰囲気だった。

アウェイで待望の勝点1。ただ望んでいた結果はこれじゃない。近藤が最悪の局面は救ってくれたものの、内容的には負けゲームだった。しかしまぁこんなもんだろうという思いもある。これまでのスタイルを捨て新しいシステム、戦術、メンバーでいきなり流れるような攻撃でチャンスを作りまくるのは無理だろう。これまで内容も数字も酷かったアウェイゲームでエスナイデル監督が守備に重きを置き、崩壊せずに結果的に勝点1を拾ったことは評価したい。ホームとアウェイでまるっきり結果の違うクラブなんだから、割り切ってホームとアウェイで戦い方を変えるのもありだ。

サリーナスは守備の軽さは承知の上で攻撃を期待されての起用のはずなので、清武にクロスを合わせたシーンのような、ドリブルで突っかけてクロスというプレイをもっと見たかった。ただそうすると中にラリベイが欲しかったね。増嶋はこれまでリスクの高い守備戦術の犠牲になっていた部分もあるので、今日のようなサッカーなら問題なくやれるはず。

エスナイデル監督コメント

何度も言いますが、問題は頭の中にあります。技術の問題でも、戦術の問題でも、システムの問題でもありません。頭の中に解決策があり、選手たちが昨シーズンのように自信を持って、自由にプレーすることができれば、シーズンの終わりには良い状態にいるはずだと思います。

戦術やシステムの問題もあると思うけどね。プレイをするのは選手なので最終的に選手が頭で解決しないといけないのはその通り。ピッチでプレイする選手達が迷いなくプレイできるような環境を整えてあげてほしい。ここからは厳しい連戦。2位の岡山、J1降格組の大宮と難敵が続く。まずはホームできっちり岡山を叩き、今日の勝点1を勢いに繋げよう。

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